丹波黒大豆の特徴
粒が大きい
丹波黒大豆は古くから丹波地域で栽培され、幕府や宮中へ献上されたほか、年貢を黒豆で納めた記録が残っています。
丹波黒大豆の特長は、まずその大きさです。大豆の大きさは、百粒の重さ(百粒重)で比較しますが、一般の大豆が百粒重30グラム程度であるのに比べ、丹波黒は80~90グラムと世界でも類のない大粒です。
美味しい
また、煮ても皮が破れにくくよく膨らみ、漆黒の色つやと広がる芳香、そのもちもちした食感により極上の食味となります。その大きさや姿形の美しさ、美味しさから、最近では洋菓子など、様々なお菓子にも用途が広がってきています。
丹波篠山特産の黒大豆(丹波黒)が成熟して黒豆になる前の若い枝豆が丹波篠山黒枝豆です。
一般的な大豆に比べて栽培期間が長い黒大豆は「苦労豆」と呼ばれるほど手間がかかります。
冬場の土作りから始まり、6月の植え付けまでに畝立て・苗づくり・植え付けてからは土寄せ・害虫や病気の予防・雑草管理等、10月の収穫まで根気のいる作業が続きます。強い抗酸化物質として知られるポリフェノールを含み特有のコクと強い甘みのある黒枝豆をもとめて、シーズンになると県外から多くのお客様が訪れます。丹波篠山の豊かな気候風土と歴史に育まれた秋の味覚をぜひご賞味下さい。
6月の植え付け作業
7月中旬
黒大豆の花 8月下旬
2018年9月16日撮影 丹波篠山の風景と黒豆畑
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